ウォーキング

肌の美しさは、新しい細胞をどれだけつくりだせるかにかかります。そしてその鍵となるのが、成長ホルモン「サイトカイン10（C-10）」です。

サイトカイン6（C-6）は「老化」を促し、サイトカイン10（C-10）は細胞の若返りを促します。

普段家事や通勤などで少々体を動かすだけだと、老化を促す衰退ホルモンサイトカイン6（C-6）が出るだけで、サイトカイン10（C-10）は分泌されません。

サイトカイン10（C-10）を分泌させるためには、少し心臓がドキドキするくらいの運動を意識して行うことが必要です。具体的には「最高脈拍数の65％」。

例えば、35歳の人がC-10を分泌させるのに必要な脈拍数は

220（固定値）－35＝185（最高脈拍数）
　　　　　　↓
185×0.65＝120.25

つまり、35歳の人にとって120～121くらいがC-10を分泌するために必要な脈拍数というわけです。

これくらいに脈拍数を引き上げるのには、それほど激しい運動は必要ありません。具体的には少し早めのウォーキングをするくらいです。

ウォーキングをして脈拍数が増えるとC-6が増えますが、最高脈拍数の65％に達すると、C-6に代わってC-10が分泌し始めます。

分泌開始から約2時間のウォーキングで、なんと歩き終えた後も4～6時間C-10の分泌が継続するのです。

つまり合計6～8時間もC-10が分泌するわけで、これだけあれば分泌量としては十分です。

このようにウォーキングを定期的に行っている人は、なにも運動をしていない人に比べてはるかに健康的で若々しく肌の調子も良くなるのです。

無理のない程度でよいので、是非ウォーキングを実践しましょう！

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